恐怖症について
恐怖症
恐怖症も不安障害の一つです。
ある特定の対象に対して起こるもので、単一の限定された事物または状況を異常に怖がることを言います。
誰にでも苦手なものや恐怖を感じる状況はありますが、その恐怖の対象となっているものが、実際にはそれほど危険ではなかったり、恐怖の程度が必要以上に極端に強くて、日常生活や社会活動に支障を来たすような場合には恐怖症の可能性があります。
症状としては社会恐怖と同じように、ある状況になると不安反応を起し、その対象を避けるようとします。
・ 虫が怖い、爬虫類が恐いなど
・ 高所が怖い
・ 自分の容姿がみにくい
・ 自分の悪臭が他人に迷惑をかけている
恐怖症の治療法
一般的にはSSRIなどの抗うつ薬が有効ですが、効果が不十分であったり少し妄想がかった症状にはドパミンをブロックするような抗精神病薬が有効であることがあります。また、不安を和らげるお薬を使うこともあります。